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PCやスマートフォンから受けられるオンライン試験は会場や運営スタッフのコストを削減できる点が特徴です。大きく分けて2種類存在するオンライン試験システムについて、それぞれの違いやメリット・デメリットを解説します。
1つ目の方式が、システムのみの提供受け、自社で運をおこなうオンライン試験システムです。
運営を自社でおこなうことから、自社特有の試験や実施体制、ニーズに合わせて柔軟な対応をおこなえます。
また、変更への対応をすぐにおこなうことができるのもメリットの1つです。
このオンライン試験システムの場合、試験の内容や採点結果、受験者の個人情報を外部に持ち出す必要がありません。
自社でしっかりと管理できていれば外部経由での情報漏洩リスクを減らすことができます。
この方式の場合、あくまでシステムの提供を受けるだけであり、試験運営は自社でおこなわなくてはなりません。
そのための人員が必要であるほか、カンニングなどの不正行為防止や受付、受験料の支払い、採点結果の返却などのノウハウを自社で持つ必要があります。
もう1つの方式が、試験の運営ごと委託するタイプのオンライン試験システムです。
この方式の場合、試験の受付から実施、採点結果の返却まですべてを委託された会社がおこなってくれます。
試験のために用意する人員を最小化でき、コストカットにつなげられるでしょう。
公正で便利な試験運営にはノウハウが欠かせませんが、委託を受ける運営会社はその道のプロのため手際の良い運営が期待できます。
自社で試験運営のためのノウハウを蓄積する必要がなく、そのためのリソースを別の業務に割り当てられます。
もし試験運営を委託した会社が情報漏洩を起こした場合、自社が保有する個人情報が漏洩する可能性があります。
委託した会社に責任があるとはいえ、自社の社会的信用失墜は免れないでしょう。
この記事で紹介したデメリットはサービス提供会社も認識しており、それを払拭するような施策を打ち出しています。サービス提供会社を選ぶときにはメリットはもちろん、デメリットをどうカバーしているかについても注目してみてください。
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JAGATオンライン試験 システム |
全日本情報学習振興協会 | シェアウィズ | デジタルナレッジ |
※画像引用元:JAGATオンライン試験システム |
※キャプチャ内「国内実績No.1」の根拠: ※画像引用元:全日本情報学習振興協会 |
※画像引用元:株式会社シェアウィズ |
※画像引用元:デジタル・ナレッジ |
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・入学試験や公的試験・検定に導入するなら
2023年5月19日時点Googleにて「オンライン試験システム」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが表示された企業のうち
「顔認証・本人確認」「AI視線チェック」「手元の撮影」「試験当日の問い合わせに対応」に対応している旨の記載がある
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