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オンラインの実施について検討しているのであれば、ガイドラインについて定めておく必要があります。ここでは、ガイドラインとはなにか、どのようなルールやマナーを含めるべきかなどについて解説します。
そもそもガイドラインとは何かというと、これは指針や方向性、判断基準、指標といったものを指す言葉です。オンライン試験におけるガイドラインでは、オンライン試験を行うために必要なこと、求められることなどを策定します。
ガイドラインを考えておく目的として、オンライン試験を問題なく実施するための準備が挙げられます。例えば、試験当日はどのようなものを用意しておかなければならないのか、何を使用してはいけないのかなどを定めておかないと、受験者が意図しない形で不正を疑われる行動をとってしまう恐れがあります。
また、オンライン試験は会場で行う試験と比較して不正が行われやすいこともあり、不正を防ぐための取り決めをしておく目的も大きいです。
ガイドラインを策定する際は、あらかじめどのようなことをルールとして定めておくのか考え、明確に取り決めておきましょう。
それを受験者に対し、情報として確実に届けることも欠かせません。前もって確認してもらう必要があるので、どのような形で情報を届けるのか、Web上に掲載する場合はどのページで発表するのかなども検討が必要です。
具体的にオンライン試験のガイドラインとして、どのようなことを定めておけば良いのでしょうか。含めておくべきルールやマナーは以下のとおりです。
基本的に試験中に休憩を取るのはNGと定めている団体が多いです。休憩をどういった扱いにするのかについてはあらかじめ決めておきましょう。
定めている形以外で休憩を取った場合の対応についても記載が必要です。休憩中は、携帯電話をはじめ、ノートや参考書などのチェックを禁止する形が基本となります。
飲食の扱いについても定めておきましょう。水分補給については、休憩中に限り禁止しない団体もあります。
ただ、試験中の離席を禁止する場合はあらかじめ手元に飲み物を置いておくように取り決めておきましょう。食事については禁止するケースが多いです。
一般的な私服で問題ありませんが、カンニングペーパーを隠せる可能性のあるものを身につけるのはNGとしましょう。例えば、帽子やジャケット・コート、アクセサリーなどを禁止しておくケースが多いです。
喫煙は基本的にNGとします。電子タバコについても禁止です。
オンライン試験ということもあり周りに人はいないので、マスクは必要ありません。マスクをしている場合、仮に近くにいる人とこっそり会話をしていても気づけない可能性があるので、禁止としておくケースが多いです。
時間厳守であり、遅刻は受験を許可しないケースが多いです。ただ、体調不良などで早退をする場合もあるので、どのような扱いにするか事前に定めておく必要があります。
他に必要となる細かい部分についてもわかりやすく定めておきましょう。例えば、以下のようなことが挙げられます。
Webカメラの扱いや対応などについても確認が必要です。
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