CBT(Computer Based Testing)とは?

公開日: |更新日:

CBTとは?

コンピューターを用いた試験方式を「CBT(Computer Based Testing)」と呼びます。
この方式では、ディスプレイに問題が表示され、受験者はマウスやキーボードを使用して選択肢を選んだり、答えを入力したりします。

紙に印刷した問題と答案用紙を配布して行う伝統的な「PBT(Paper Based Testing)」とは対照的な形式であり、デジタル化された試験環境を提供します。CBT試験は専用の試験会場で行われ、身分証明書による本人確認や試験官による認証、監督が行われます。
これにより、公正な試験運営が可能となり、不正行為の防止も図られます。

CBTが向いている試験

CBTは特に、大規模な試験や国際的な試験、または即時性が求められる試験で有効です。
大規模な試験では、試験の採点や結果の集計が迅速に行える点が有利です。

また、国際的な試験では、問題の配布や回収、採点といった手間が省け、地理的な制約を受けずに一括管理が可能となります。即時性が求められる試験では、試験終了後すぐに結果を知ることができるため、受験者の不安を軽減するとともに、次のステップへの迅速な移行を可能にします。

CBTを導入することのメリット

以下では、試験主催者向けにCBTを導入することのメリットを4つ紹介しています。

環境負荷の軽減

CBTは紙の使用を大幅に削減します。これにより自然環境への負荷を減らすことができます。また、試験の準備や後処理の労力も軽減されます。

迅速な採点とフィードバック

CBTではコンピュータが自動的に採点を行うため、試験終了後すぐに結果を知ることができます。これにより受験者のストレスを軽減し、早期のフィードバックが可能になります。

高度なセキュリティ

CBTでは試験問題や解答がデジタル形式で管理されるため、不正な漏洩や改ざんを防ぐことが可能です。また、受験者の行動を監視することで、不正行為を防止することができます。

柔軟な試験設計

CBTでは試験問題の種類や難易度を容易に調整することが可能です。また、個々の受験者に応じた適応的な試験(受験者の回答に応じて次の問題の難易度が変化する等)の実施も可能となります。
これにより、一度に多くの受験者を対象とする試験でも、より公正で、受験者の能力を正確に評価することが可能になります。
例えば、一部の語学試験では、受験者の答えに応じて次の問題の難易度が変わる適応型CBTが導入されています。

CBTに対応している会社一覧

ここでは試験主催者に向けて、CBT試験の運用代行をおこなっている企業を紹介しています。

  • JAGATオンライン試験システム株式会社
  • デジタル・ナレッジ株式会社
  • 株式会社シェアウィズ
  • ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社
  • 株式会社CBTソリューションズ
  • 株式会社イー・コミュニケーションズ
  • 株式会社ジェイジェイエスプラス
  • 全日本情報学習振興協会
  • 日本通信紙株式会社
  • 株式会社データミックス
  • インフォザイン

関連ページ

オンライン試験のあれこれから、 おすすめのシステムの選び方まで

オンライン試験の基礎知識
海外からオンライン試験に参加できるか?
オンライン試験の種類
オンライン試験システムを導入するメリット
オンライン試験システムの便利な機能【問題作成・問題登録代行】
オンライン試験システムの便利な機能【当日の受験生対応】

【目的別】オンライン試験
システム4選

▼スクロールできます▼

入学試験や公的試験・検定に導入するなら 海外の人向けにも
試験したいなら
社内研修に
使用するなら
JAGATオンライン試験
システム
全日本情報学習振興協会 シェアウィズ デジタルナレッジ

SAM-CT33RS

※画像引用元:JAGATオンライン試験システム
https://www.jagat.co.jp/

全日本情報学習振興協会のHPキャプチャ

※キャプチャ内「国内実績No.1」の根拠:
全日本情報学習振興協会の発表にて(2022年3月時点)

※画像引用元:全日本情報学習振興協会
https://www.joho-gakushu.or.jp/

シェアウィズのHPキャプチャ

※画像引用元:株式会社シェアウィズ
https://collaboplaza.com/

デジタル・ナレッジのHPキャプチャ

※画像引用元:デジタル・ナレッジ
https://www.digital-knowledge.co.jp/

  • IBT
  • CBT
  • IBT
  • CBT
  • IBT
  • CBT
  • IBT
  • CBT
POINT
  • IBT試験、CBT試験に対応
  • 不正防止対策の機能や体制が充実
  • 試験当日の問い合わせにも対応
  • 受験者の手元を映す360度カメラを貸出可能
POINT
  • 大人数での受験も対応
  • 試験前~当日の対応までサポート
  • 15年以上のWeb試験の運営実績
  • 様々な回答方式に対応
POINT
  • 多言語に対応
  • UIのカスタマイズが可能
  • 試験問題のデータ管理と分析が可能
  • 幅広い試験問題設定が可能
POINT
  • 多くの社内研修での導入実績
  • 高い操作性
  • 試験結果に基づくトレーニングが可能
  • オンライン上で申込・決済

公式サイトで
特徴を確認する

公式サイトで
特徴を確認する

公式サイトで
特徴を確認する

公式サイトで
特徴を確認する

選定基準
・入学試験や公的試験・検定に導入するなら
2023年5月19日時点Googleにて「オンライン試験システム」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが表示された企業のうち 「顔認証・本人確認」「AI視線チェック」「手元の撮影」「試験当日の問い合わせに対応」に対応している旨の記載がある
選定基準
・海外の人向けにも試験したいなら
2023年5月19日時点Googleにて「オンライン試験システム」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが表示された企業のうち、IBT/CBT形式どちらにも対応していて、対応言語が最も多い
選定基準
・社内試験に使用するなら
2023年5月19日時点Googleにて「オンライン試験システム」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが表示された企業のうち、社内研修に対応していて、社内研修の事例数を最も多く掲載

オンライン受験システムイメージ
目的から導き出す ぴったりのオンライン試験システム4選
オンライン受験システムイメージ

近年主流となっているオンライン試験。
コスト削減や受験者増大などの悩みも解決することができ、導入される試験数はどんどん増えています。
トップページでは、希望の試験に適したオンライン試験システムの選び方について紹介。目的別のおすすめオンライン試験システムを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。