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近年は、スマホやタブレットを活用したオンライン試験に対応しているケースが増えてきました。そこで、試験をオンライン化するにあたり、スマホやタブレットからでも受験できるようにするためにおさえておきたいポイントについて解説します。
スマホやタブレットに対応しているオンライン試験システムがあるので、こういったサービスを用いれば試験実施主体の判断で取り入れていくことが可能です。オンライン試験を導入したとしても、参加できる端末が限られていると参加したくてもできない方が出てきてしまうため、スマートフォンやタブレットなど複数の端末に対応したシステムを導入しましょう。
注意点として、パソコンでのオンライン試験同様にカンニングのリスクがあります。スマホで試験を受けながら同時にパソコンで調べて回答することも不可能ではありません。
また、オンライン試験の特性上、なりすましや替え玉受験といったもののリスクがあることについてもおさえておく必要があります。どのような対策でこれらの課題をクリアしていくのかについても同時に考えることが重要です。
スマホやタブレットでの試験に対応しているサービスを3つ紹介します。どのサービスを導入しようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
Testable(テスタブル)は、株式会社プロシーズが提供しているオンライン試験システムです。10,000人を超える同時一斉試験ができるようになっているので、大規模の試験にも活用できるでしょう。
また、オンライン試験システムの中には通信が切れてしまうと受験できなくなってしまうものがありますが、Testableはオフラインでも受験が可能である特徴を持ちます。万が一の通信トラブルにも備えられるのが魅力です。
パソコンはもちろんのこと、スマホやタブレットでも見やすい画面で構成されています。
顔認証による不正受験・替え玉受験の検知のほか、試験問題の論述式やランダム出題など、カンニング対策にも力を入れているサービスです。
JAGATオンライン試験システム株式会社でもスマホから受験できるシステムを提供しています。不正監視には、スマホのカメラを使用するのが特徴です。顔認証システムを導入しているほか、AIシステムによる視線認証でカンニングや替え玉受験などを防ぐための取り組みを行っています。
カメラ目線から不正を判断する認証が行えるのも特徴です。すでに運用中のシステムが提供される形になるので、準備期間とコストの両方を抑えて導入できます。
コラボプラザのWeb試験システムでは、パソコンのほか、スマホから試験が受けられます。試験主催者が設問を作る際もスマホから作成できるので、利用しやすいでしょう。
合否判定については、試験ごとに自動または手動で設定できるのも特徴です。
Web監視システムが用意されており、カメラチェックによる不正の監視ができます。カスタマイズや試験問題の登録、運用代行などサポートも充実しているサービスです。
どの程度で導入できるか、スムーズに運営できるかは、選択するシステムによって異なります。不要なトラブルを避けるためにもスムーズに運営できるようなオンライン試験システムを選択しましょう。
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入学試験や公的試験・検定に導入するなら | 海外の人向けにも 試験したいなら |
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JAGATオンライン試験 システム |
全日本情報学習振興協会 | シェアウィズ | デジタルナレッジ |
※画像引用元:JAGATオンライン試験システム |
※キャプチャ内「国内実績No.1」の根拠: ※画像引用元:全日本情報学習振興協会 |
※画像引用元:株式会社シェアウィズ |
※画像引用元:デジタル・ナレッジ |
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選定基準
・入学試験や公的試験・検定に導入するなら
2023年5月19日時点Googleにて「オンライン試験システム」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが表示された企業のうち
「顔認証・本人確認」「AI視線チェック」「手元の撮影」「試験当日の問い合わせに対応」に対応している旨の記載がある
選定基準
・海外の人向けにも試験したいなら
2023年5月19日時点Googleにて「オンライン試験システム」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが表示された企業のうち、IBT/CBT形式どちらにも対応していて、対応言語が最も多い
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・社内試験に使用するなら
2023年5月19日時点Googleにて「オンライン試験システム」と検索し、上位3ページ以内に公式サイトが表示された企業のうち、社内研修に対応していて、社内研修の事例数を最も多く掲載