紙試験をどうオンライン化するのか

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現在、問題用紙やマークシートによる試験を運営している方でも安心できるように、紙ベースの試験からオンライン試験システムに移行するためのスケジュールについて解説。オンライン試験システムに備わっていると役立つ機能も紹介しています。

一連の流れ

オンライン試験システムによって多少違いはありますが、これまで行ってきたペーパー試験やマークシート試験をオンライン化していく場合の主な手順について、まとめてみました。
以下の工数がありますが、システムによってはすべて委託することができるところもあるので、このような作業が苦手な場合や工数をこれ以上増やしたくない方は、委託ができるシステムの利用がおすすめです。

  1. 新規アカウントを作成し、受験者に配布するテスト試験問題をシステムに登録、設定。
  2. 受験者の募集、申込み確認、受験料の受付、入金管理、受験者の管理
  3. 受験者の登録、受験IDなどの発行、受験者へのメール配信
  4. 試験当日の手続き、Web試験監督の登録など
  5. 合否判定、採点基準などの設定
  6. 合格証書などの発送やメール配信の設定

番外編:問題作成から登録までしてくれるシステムも

試験問題を新たに作成して、新規登録するには結構な手間や時間がかかってしまいます。オンライン試験システムを選定する際には、試験問題作成から登録まで全て依頼することが出来るシステムや、基本プランの他に試験の運営や作業を行っていく上で+αとなる機能があるかにも注目しておくことがポイント。

システムを運営する担当者が他の業務で試験問題の作成や管理まで手が回らなかったり、プログラミングなどの専門的な知識を持っていない場合など、運営側が直ぐに使える状態までサポートしてくれるサービスがあるシステムを選ぶと、移行業務がスムーズです。

紙ベースの試験を移行するのに便利なオンライン試験システムを紹介!

試験の移行サービスに対応しているオンライン試験システムをピックアップ!オンライン試験システム基礎知識から選び方など、システムが導入する際に役立つ情報をまとめて掲載しています。

トップページでは、オンライン試験システムの選び方や、目的別のおすすめオンライン試験システムを紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さい。

希望の試験内容に合った
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まとめ

紙ベースの試験をオンラインに移行するには、さまざまな工程があるためシステムだけ納品されても、実用化させるまでには時間がかかります。オンライン試験システムを導入する際には、運営者がシステムを運用していくまでのサポート体制やサービス内容もよく確認しておきましょう。

その他のオンライン試験システムの
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※キャプチャ内「国内実績No.1」の根拠:
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※画像引用元:全日本情報学習振興協会
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※画像引用元:株式会社シェアウィズ
https://collaboplaza.com/

デジタル・ナレッジのHPキャプチャ

※画像引用元:デジタル・ナレッジ
https://www.digital-knowledge.co.jp/

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